でらマーケ勉強会vol.19 新入社員からフリーランス、起業、M&A、上場企業の役員まで!幸福なキャリアのずらし方

こんにちは!でらマーケ運営担当のふじこです。

でらマーケ勉強会19回目は「新入社員からフリーランス、起業、M&A、上場企業の役員まで!幸福なキャリアのずらし方」というテーマで、アナグラム株式会社代表取締役/フィードフォースグループ株式会社取締役の阿部圭司さんにご登壇いただきました!

今回は一問一答形式で、キャリアアップを目指す人が知りたいあれこれをお聞きしました!
新卒・若手マーケターからミドルクラス、経営者にも響く金言の数々をいただきましたので、ぜひキャリアに迷う皆さまも最後までお付き合いください!

若手マーケター必見!新卒時に教えておいて欲しかった7つのこと

フジコ

若手のうちは、投資になる仕事と収益になる仕事をどのようなバランスで取り組んでいくと良いのでしょうか?

阿部さん

収益になる仕事8割、やりたい仕事2割くらいでやってみるといいかと思います。調子いいなと思うバランスは人それぞれかと思いますが、やったことのない仕事を定期的にやれるといいですよね。
僕は「後悔する仕事」を最低年2回は引き受けるっていうのをルールにしてて(笑)大変だなと思う仕事は成長できますよね。

さらに新卒のときにやっておくといい7つのことを教えてもらいました。みんなどんどん自己投資しよう!!

  1. 社会のルールを知る
  2. 成果を上げるための圧倒的努力
  3. 質より量。できれば両方!
  4. 権限を見極めて行使する
  5. 何でも聞ける権利は若手のうちだけ
  6. 下積みはスキル獲得ではなくて信頼獲得
  7. 貯金よりも自己投資すべし!

本質的なキャリアアップのために取り組むべきこと

フジコ

以前、阿部さんが「年収〇万円UPしても同じことをやっているだけでは本質的なキャリアアップにはならない」という発信をされていたのですが、キャリアアップのために個人でできることは何でしょうか?

阿部さん

年収が上がること自体は生活にゆとりも出るし大成功ですが…。
キャリアという観点では同じことをするだけではなく、新しいスキルを身に付けることが重要ですよね。
あと、年収だけ上がっても体調を崩したりすると幸せとは限らないので、幸せなキャリアアップをしていくことも大事です。

フジコ

キャリアアップについて、組織という観点で見るといかがでしょうか?マネジメントはやったほうがいいですか?

阿部さん

僕はマネジメントは絶対やった方がいいと思っています。なぜなら、マネジメントは一生なくならない仕事だから。
だから、自信がなくてもオファーが来たらチャレンジしてみるといいと思います。
マネジメントはやった方がいいけれど、合うかどうかはやってみて判断したらいいと思います。合わなければスーパープレイヤーを極めてもいいですよね。

フジコ

キャリアアップを考えるときに内省することも必要だと思います。阿部さんはコーチングもされていますが、どのように問いを立てているのでしょうか?

阿部さん

問いの立て方は将来的に自分がどうなりたいかが全てですね。
ただ、僕はセルフコーチングをすることは無理だと考えています。人は自分の知っている知識や視野の中でしか答えは出せないんです。だから、自分の型を外してくれるコーチが必要だと思います。20代のうちは友達とかでもいいので。
おすすめはリスペクトしている人がこぞって「いいよ」と紹介してくれた人にコーチングをお願いすることですね。

フジコ

会場から「阿部さんが新卒の際に目標にしていたことや人物がありますか」という質問がきていますがいかがでしょうか?

阿部さん

あまり思い出せないですが「何者かになりたいな~」という不安というか、欲求のようなものはあった気がしますね(笑)
その頃を思い返すと、やる気スイッチも適性もどこにあるのかってわからないことが多いし、再現性もない。だからひたすらいろんなものを経験するしかないと思っています。
あと、与えられた仕事を真剣にやると、何か助けてくれる人が現れる。誰かが見ていてくれるので。

長期的なキャリアの描き方

フジコ

長期のキャリアを考えたらいいとはよく言われますが、10年、20年先のことは想像つかなくて短期的な目線になりがちです。どうやって考えたらいいですか?という質問もいただきました。

阿部さん

キャリアとライフを考えるときに混在しているのではないでしょうか。
仕事は人生のなかで5分の1なんです。だから、ライフ(人生)をどうしたいかを決めて、そこにたどり着くためにどんなキャリアを考えていますね。

起業後の仲間の見つけ方

フジコ

起業したあとの仲間はどのように見つけたのでしょうか?

阿部さん

3年くらいは1人でやっていましたね。仕事をしているうちに出会いがあって集まってきたという感じです。

フジコ

阿部さんが「一緒にやろうぜ!」というよりは、何か手伝いたいんだけど、という人が集まってきたということですか?

阿部さん

比較的そのパターンが多いですね。
求人がこないと悩むケースって多いと思うんですが、情報発信していない場合も多いですよね。そもそも情報発信しないと選ばれようがない。
まずは検索エンジンにインデックスされて、検索上位に出ることは絶対条件ですね。知らない会社・知らない社長のところに行くわけがないので、まずは自分を見せて情報を知ってもらわないといけないですよね。

自分の強みの見出し方は?

フジコ

キャリアの積み方として、スペシャリスト・ジェネラリストをどう見極めればいいですか?という質問もきています。

阿部さん

スペシャリストとマネジメントという分け方でもいいですか?
まずは面白いと思ったらスペシャリストを突き詰めたらいいと思います。そうすると、どこかで評価されてマネジメントへのオファーがくる。マネジメントはやってみないと合う・合わないがわからないので、チャンスがきたら掴んでみてはいかがでしょうか。
意外と「マネジメントは無理」って言っていた人でもやってみたら向いていたということもあるので、チャンスボールを掴むのが大事ですよね。
20代のうちに自分のことを「私はスペシャリストだ」と思っていても、それは自分のリテラシーに過ぎないので、もっと上の世代や他の人から見たら「もっと別のことができる人だ」と評価されている可能性もあるわけです。だから、そういう他者の評価を鵜呑みにするというのもいいのかなと思いますね。特に、自分が信頼する上司に言われたらやってみては。

アナグラムのブランディングを確立するためにやったこと

フジコ

運用型広告といえばアナグラムさん!という確固たる地位を築くためにやってきたことを教えてください!

阿部さん

めっちゃいい記事をめっちゃ書く!ということです。
創業当時はSEOも今とは状況が違っていたのもありますが、当時はいろいろな媒体に寄稿していました。1年くらいその手法を続けていましたね。
2015年ごろからはアナグラムのTwitterもしっかり運用を始めました。情報を運んでいる媒体を動かしていくことを意識していましたね。いまは違いますけどね(笑)

たくさんある手法の中でやらないと決めていたことは?

フジコ

リード獲得のためにやっていたことや、逆にやらないと決めていたことはありますか?

阿部さん

リード獲得はしないということですね。質問が崩壊しちゃいますけど(笑)
一般的なBtoBのマーケティング手法とは違うと言われるんですけど、情報の流通チャネルとしてのWebマーケティングはしているんですが、基本的に「広告運用を任せていただけませんか?」というようなアタックはしません。
アナグラムが第一想起を取るつもりでがんばっています。思い出してもらえないと選ばれることもないですからね。

フジコ

問い合わせ数の目標などは立てないんでしょうか?

阿部さん

そういった数字の目標は置かないです。
数字に重きを置きすぎると、会社のブランディングを壊すようなマーケティングをしてしまうこともあると思っているので。

情報のインプットはどうしていますか?

フジコ

情報のインプットをどうしているか教えてほしい!という声もありました。

阿部さん

SNSだとX(旧Twitter)を見ることが多いですね。あとは一次情報ですね。リアルに人に会いにいって、ここだけの話を拾いに行く。
僕は同業者とはあんまり会うことはなくて、全然違う業種の方とお会いすることが多いです。面白そうなお声がけにはできるだけ行くようにしています!

フジコ

阿部さんはかなり本を読んでいらっしゃると思いますが、どうやって本を選んでいますか?

阿部さん

過去の名作は片っ端から読むようにしていますね。
あとは自分がリスペクトしている方に、最近読んでよかった本やいままで読んでよかったものを聞いています。それをすぐに読んで、すぐ感想を送ります。だから自分で選ぶことはあんまりないですね。
速読しているわけでもなくて、わりとじっくり読んでいますね。

いい人を採用するにはどうしたらいいのでしょうか?

フジコ

経営者目線の質問もきていますね。ずばり、いい人が採用できないというお悩みついてはいかがでしょうか?

阿部さん

採用できないというのは魅力がないからですよね。
昔に比べると働く動機は多様化しています。給与だけでなくて、何をしているかや、どんな人と働きたいかを大切にしている人が増えています。お金以外の部分で何かしらの魅力を感じてもらえることが大事なのかなと思いますね。

評価制度はどうしていますか?

フジコ

上司が変わると、相性によっては評価が大きく変わってしまうこともありますよね。そういった「なんとなく」を統計化する評価制度はどのように実現されていますか?

阿部さん

弊社はマネジメント側も階層がいくつか分かれているのですが、評価者が全員で話し合って、本人へフィードバックするようにしていますね。実態に合う評価をしたいと考えています。

普段意識していることを教えてください!

フジコ

恒例の質問なのですが、阿部さんが普段意識していることは何ですか?

阿部さん

10歳年上・年下の友達と会うことですね。
どちらかというと僕は年上の方とお会いすることが多いけれど、新規事業をやるなら年下の方がいいかもしれません。生き方を聞くなら年上の方がいいと思っていて、年上の友達は何でも教えてくれるんです。

日常的に振り返りの時間を設けることはあまりしないですね。いつも考えているので。半年に1回くらい何の予定もいれずに一人で考えるくらいです。

やる気が出ないときはどうしていますか?

フジコ

阿部さんでもやる気が出ないときはあると思いますが、どうされていますか?という質問も来ています。

阿部さん

やる気がでないということがないですね(キッパリ)
やる気というのはやる気がない人によって創作された虚構の言葉だそうです。
さっさと行動するのが一番ですね。こうありたいというゴールが明確なら人は動けるんです。

阿部さんの座右の銘を教えてください!

フジコ

ではラストの質問です。阿部さんの座右の銘を教えてください!

阿部さん

座右の銘は「人間万事塞翁が馬」ですね。
短期的に見て最悪のできごとも、その後でいいことがある場合もある。長い目で見たら、そんなに凹むことはないよね、という考え方ですね。いまはいいのか悪いのかわからないこともあるけれど、全体的に見たら大したことではないということは多いと思っていますね。

さらに後半は会場からの質問の挙手も続々と…!若手から経営者視点まで、ご自身の経験に照らし合わせてたくさんのご質問にお答えいただきました。
阿部さんありがとうございました!!

 

今後のイベント

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